鍵トラブルとマンションオーナー

鍵トラブル

鍵1本を見てみれば、大したものではないような感じがする。手のひらに収まるような小ささだし、ポケットに入れてつい忘れてしまうこともある。
存在感は、ドアの開閉をしなければならないとき以外には、それほど大きいものではないと言えるだろう。
しかし、ひとたび鍵がトラブルの原因として現れてくると、存在感は大きなものになる。そのトラブルをきっかけにしてこっちに大損害を与えるとなると、いよいよ際立ったものになっていくだろう。
例えば、私たちがマンションのオーナーであったとしたら、マンションに使われているもろもろの鍵については、よく考えなければならない。

マンションというのは、一戸建ての住宅とは違って、いくつもの世帯がひとつの建物の中に住んでいるというところである。何かひとつコトが起きると、ひとつの世帯だけではなく、複数の世帯に迷惑がかかることも考えられる。
その「コト」が、鍵に関することだったとしたら……。トラブルは大きなものになり、オーナーたる私たちのこうむる損害もますます大きなものになる。

「鍵のおかげでマンション内に泥棒が出る」
こんな噂が出てしまうと、マンションの残りの寿命は非常に短くなってしまう。少なくとも、それをどうにかするために何かの手段を講じなければ、事態はどんどん悪化の一途をたどるだろう。
そもそも世知辛い世の中である。人々は、安心を求めてマンションを探している。防犯の取り組みをしっかりと行っているマンションを探しているのだ。そんなとき、自分のマンションに泥棒が出て、しかもいくつかの部屋がすでに被害に遭っているとしたらどうだろう。
人はそのマンションに見切りをつけてしまう。何しろ物を盗られては困るし、ほかに何をされるか、分かったものではない。
そして、住んでいた人たちは続々と退去を決める。1人の泥棒のおかげで、マンションのオーナーである私たちは大損害なのである。

マンション自体に入るときに1回、部屋に入るときに1回鍵を使うという「オートロックと部屋の鍵」という二段構えで防犯に努めているマンションが多いだろう。
しかし、泥棒がはびこっているということは、少なくともその防犯システムはそれほど役に立っていないということを意味している。
ここで必要なことは何かというと、これまでのシステムを見直すこと。オートロックを交換するのが望ましいと言える。鍵屋による鍵交換が、このトラブルを解決してくれるのだ。

また、マンションの住人が鍵紛失や故障といったトラブルに見舞われたとき、すぐに鍵屋を差し向けることが出来るシステムが整っていると、なお良い。
それによって、そのマンションは安全で、鍵に関しては安心できるということで信用されるようになるのだ。